ビフォーアフター
独身の時は、部屋にモノが溢れ返っていた。
ブラック企業の社畜戦士だった頃、休日になると友人と旅行や飲み会、服や化粧品を買っていた。悪いストレス発散になってたな、、、(白目)
会社の先輩や同僚はいつも綺麗な格好をして、綺麗に髪を巻き、いつ見てもネイルも美しい。
なんなら指一本分で吉野家の牛丼が2杯分くらい(どんな喩えだ)
当時はそんな周りが羨ましかったのと、少しでも同じ様にしないとグループから外されてしまう!ごはんに誘ってもらえなくなる!怖い!
と思っていた。(若かったなあー 遠い目)
なんておバカな思考だったんだろう20代
要は自分に自信がなかったからだ。服装や持ち物なんて簡単に手に入るし、自信が持てる気になる。(あほやな)
そして簡単に手に入ったものは簡単に引き剥がされて丸腰となり、毛がなくて震えるモルモットの様にガッタガタになる。
と言うのは、仕事や勉強から逃げているので、実力も付かないし、周りもちゃんと見ている。
ブラック企業を退職し、転職活動の為に一時的にアルバイトをした事があり、収入も落ちた。
時給は、かつての指一本分のネイル代でな!
金銭感覚も取り戻した。
そして過去の自分に馬鹿野郎と思いつつ、転職活動をし、再び正社員となった。
昔、親から「身の丈に合った生活をしなさい」と言われていたが、理解できなかった。
結局は身から出た錆で、ブラック企業を辞めて転職活動が上手く行かないとき、激しく後悔した。
やっと意味が理解できた(馬鹿野郎!)
と言う事で、断捨離をしてみた。
【断捨離したモノ】
・クローゼットぱんぱんの洋服
・なんか知らんけど、できたらカッコイイと思って習い始めた楽器
・なんか知らんけど、持っているだけで崇高な人間になれたような気がするブランド物のバッグ
・バキバキになった自分を想像して入会した、月一回くらいしか行かなくなったジム
・なんか知らんけど、持ってたらカッコイイなと思て買った資格の本
某TV番組「劇的ビフォーア○ター」の曲を口ずさみながら、理想と見栄で溢れた部屋を今日も断捨離する